朋遠方より来るあり
上石神井校|2012年1月23日
朋(とも)遠方より来るあり、亦(また)悦(よろこ)ばしからずや。
というフレーズを思い出したのが今日の夜。
天候のためか、今日は意外な時間に校舎に自分ひとりとなってしまいました。
一人、を、独り、と書きたくなるような気持ちになってたところ、来てくれました。愛すべき我が生徒!
生徒「こんちは」
自分「おー、こんにちは!」
生徒「今日はバスケの試合だった」
自分「おー。そうかそうか。」
生徒「準優勝だった」
自分「おー。すごいじゃない!決勝のスコアはどんなんだったの?」
生徒「17対35」
自分「おー。そうかそうか。」
生徒「前までは、57対6とかで勝ってた相手だったんだけど」
自分「おー。・・・相手むちゃくちゃ成長したな(笑)」
という心温まるやりとりのあと、勉強開始です!
入試へのタイムリミットが近づいてきていますが、他の学年も、そろそろ定期テスト対策が始まります。
がむしゃらさも必要ですが、肝要なのは「どのように」がんばるかです。
まずは一度落ち着いて、明確な目標設定と学習計画を立てましょう。
・・・余談ですけど。
「朋遠方より来るあり。亦悦ばしからずや。」
というフレーズは、
「友が遠方から訪ねてきてくれるのは、うれしいことだなあ」
という意味・・・ではないそうです。
この場合の「朋」とは、もう少し深い意味で、「志を同じくする者」というような意味を当てて、「来るあり」というのを「賛同の声を聞く」という意味でとり、
「私の思想に同調してくれるものが遠くにでもいてくれるということを知るのは、うれしいことだなあ」
という意味にとるのが正解だそうです(元が古い言葉なので諸説あるのでしょうが・・・)。
自分は、その新訳(?)を知ったとき、なんだかうれしくなったことを覚えています。
やっぱり、思想であったり、哲学であったり、志であったり、そういうものを共有できることこそが、本当の喜びなのだと思うのです。
HOMESの本拠地は岐阜。距離はありますが、大切なものをたくさん共有していたいと思っています。
上石神井校 校舎長 林 克洋