古今和歌集より
上石神井校|2012年6月1日
こんばんは!
明日はもう、夏ですね。
四季のある日本って、いいですね。
「世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」
ちょうど、今中3の授業で出てきていますが、こんな歌が誕生する日本って、いいですね。
そして、こんな歌を誕生させるような詩的感覚を持った日本人って、すばらしいですね。
世の中に一切、桜というものがなかったら、春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに
という意味の歌です。おもしろい歌ですよね。
ようするに、「桜は必要だ」って言ってるんですよ?
さて、桜をテストに、春をみなさんに置き換えてみましょうか。
「世の中に 絶えてテストのなかりせば 我の心はのどけからまし」
(訳)世の中に一切、テストというものがなかったら、私は学生生活をのどかな気持ちで過ごせるだろうに
「のどかな日々」なんて、(青い)春には似つかわしくありませんからね。
・・・という、うまいのか微妙な前置きはこのぐらいにして。
学生生活をエンジョイするのは、難しい。
テスト以外にも、難問(?)はたくさん。
そりゃ、ね。思春期だもの。色々あるさね。
僕も、中学校1年生のころは、休み時間が嫌でしょうがなかったし。
うんうん。
困ったことがあったら、いつでも話を聞かせてください。
なんだって、真剣に、聞くよ。
それだけは、絶対、約束します。
上石神井校 校舎長 林 克洋