勝利の神が遺した「必勝の秘訣」 | HOMES個別指導学院
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勝利の神が遺した「必勝の秘訣」

彦根駅前校|2016年1月15日

いよいよ明日がセンター試験ですね。
おめでとうございます!

 

何といってもみんなの夢が叶う
第一日目ですからね。

嬉しすぎてドキドキしますね。

あ、ただの緊張ですか。ですよねー。

 

まあ、それはともかく。
大事なテストなので、
全力を出してきてほしいです。

いや、普段の実力以上の
力が出るように祈ってますよ。

今まで頑張ってきた自分を信じて、
全力を出してきてくださいね。

 

ここで一つ昔話を。

といっても百年ほど前の
お話ですけどね。

 

昔、日露戦争のころに、
東郷平八郎という提督が
いました。司馬遼太郎の小説、
「坂の上の雲」にも出てくる、
日本海軍の主力、連合艦隊の
司令長官です。

 

日露戦争の日本海海戦では
ロシアのバルチック艦隊に対して
完全勝利をおさめ、イギリスの
ネルソン提督と並び
「世界二大提督」
と言われる人物です。

 

日本よりもむしろ、海外での
評価が高く、海上自衛隊が
外国の海軍と共同訓練をしたり、
親善訪問に行くと、
必ず向こうの指揮官から、

 

「トーゴー提督の後輩である
海上自衛隊の諸君らと一緒に
訓練できることはわが軍の名誉だ」
という主旨の挨拶を受けるそうです。

 

言ってみれば海軍の世界で
「神」扱いされている人物なのです。
実際に「東郷神社」がありますから、
ある意味本当に「勝利の神」です。

 

その東郷平八郎がある日、後輩たちから
「勝利の秘訣は」と尋ねられて、
こういう話をしたそうです。

 

今のみんなにピッタリの話ですから
少し長いけれど紹介しますね。

 

 

~~お話はここから~~

 

 

私も若いころから幾度となく
戦ってきた。結果として勝利を
おさめた戦いでも、危ういと
思い、もうだめだ、負けたと
思う瞬間は幾度となくあった。

 

しかし、勝利をおさめ、戦いが
終わって冷静な頭で振り返ると、
「もうだめだ、負けた」と思った
瞬間こそ、勝つか負けるかの
五分と五分の勝負の
分かれ目であったのだ。

 

互角の勝負にもかかわらず、
なぜ「自分は負けている」と
思ったのか。それは、自分の
焦り、不安、恐怖はそれこそ
手に取るように感じられるが、
相手の焦りや不安、恐怖は
そうとは見えないからだ。

 

そのため自分だけが焦り、不安に
なっていると思ってしまい、本当は
互角であるにもかかわらず、
自分は
負けたと思い、あきらめ、
そして本当に敗北してしまうのだ。

 

勝負の際に、「今、自分は
負けている。もうだめだ」と思う
瞬間こそ、五分と五分の
勝負がかかった瞬間である。
そういう時こそあきらめずに
踏ん張るのだ。そうすれば
必ず勝利できるだろう。

 

 

~~お話はここまで~~

 

 

センター試験当日、
少なくとも一度は
「うわ、やばい!どうしよう」と
焦る瞬間が来るでしょう。

 

「もうだめだ、アカンで」と
諦めたくなるかもしれません。

 

その時こそ勝てるチャンスです。

 

無理やりでもかまいません。
何とかそこで踏みとどまって
最後まで問題に取り組んでください。

 

みんなが解けない問題を見て、
他の人も同様に、いや、ひょっとしたら
みんな以上にめっちゃ焦っています。

 

それが感じられないのは
東郷さんの言う通り、
自分じゃないからです。

 

自分が難しいと思う問題は
他の人にとっても難問なのです。

 

どうしても手におえなければ、
他の問題から先に解きましょう。

 

そうすれば、その問題に
他の受験生がハマっている間も
得点を積み重ねていけます。

 

そうなったら勝ちです。
焦らず得点を積んでいきましょう。

 

 

彦根駅前校 川口

 

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