ちょっとテキトーに流してない? | HOMES個別指導学院
校舎ブログ

ちょっとテキトーに流してない?

彦根駅前校|2016年1月27日

通常の授業ではやってませんが、

夏期や冬期の講習で

現代文を担当しているせいか、

学年を問わずいろんな人から

「現代文って、どうやって

勉強したらいいですか?」

という相談を受けます。

 

それぞれの悩んでいる状況とか、

目指してる目標を聞いて、その都度

適切な問題集を紹介したり、

補習のようなことをしています。

 

が、話を詳しく聞いてみると、

意外なことに、ちゃんと時間をとって

現代文の勉強をしている、

という人はごく少数派です。

 

なんともったいない!

 

現代文といえば、センター試験でも

100点分あります。文系さんだと

私立大学の入試にほぼ確実に

含まれます。

 

それに、一度ちゃんと身に着くと、

だいたいどんなテストでも

点数が取れるようになります。

 

ですから、ちゃんと勉強して

得点源にしましょうね!

 

とはいえ、現代文の攻略法を

ここですべて書けるはずもないので、

ポイントを一つだけ。

 

現代文を解くとき、設問の答えは

本文にすべて書いてあるので、

本文は一生懸命読んでくれます。

 

ですが、多くの人が、設問文をなんとなく

読んで終わっちゃっているんです。

 

分かりやすい例を出しましょう。

 

一見すると同じように見える、

本文の内容と合う選択肢を答える問題でも、

「正しいものを選べ」

なのか

「最も適切なものを選べ」

なのかによって、解き方が違うのです。

 

前者であれば

「本文の内容と合わない、

または本文に書いてない」

ものをひたすら消去していけば

正解にたどりつけるのですが、

後者の場合、

「本文内容と一致するものが複数ある」

ということがおこります。

 

仮に本文にA・Bの二つの内容が

書いてあるとして、①はAについて書いてあり、

③にはA・B両方について書いてあったとしましょう。

 

こういう場合は、本文と選択肢を比べて、

「どちらがより本文の内容を反映しているか」

を見極めて③を選ばなければいけません。

 

ところが、適当に設問文を読んで

「とにかく『合ってるやつを選べばOKなやつ』でしょ」

くらいのテキトーな感じで解いてると、

こういうところでハマってしまい、

「なんで?本文と合ってるのが2コある?!」と、

勝手に混乱しちゃうんです。

 

だから現代文の問題を解くときには

本文だけでなく、設問文にも

注意しなければいけないのです。

 

ということで、これからも

頑張って現代文を解きましょうね。

 

彦根駅前校 川口

 

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