学問の自由とはなにか | HOMES個別指導学院
校舎ブログ

学問の自由とはなにか

彦根駅前校|2017年2月20日

今日から、新高校1年生の

先取り講習が始まりました。

 

特色選抜を勝ち抜いたSHIMON GROUPの

新高1のみんなに英語の授業をしましたよ。

 

新しいところで新しいことを学ぶのって

気持ちもすごくフレッシュになって

良いものですね。

 

高校生活が素晴らしいものになるように

彦根駅前校の先生みんなでお手伝いしたいと思います。

 

 

 

新しいところで勉強というと、

大学に入って法学部の授業を

取ったときに、いろんな事件の

裁判を学びます。

 

これを判例といいますが、

結構たくさん勉強したものです。

有名な事件は、高校の公民でも学びますよ。

 

その中でも「学問の自由」が

関係しているのが

「東大ポポロ事件」です。

 

東京大学の構内で大学公認の団体、

ポポロ劇団が政治的な主張の強い

演目を上演していたのですが、客の中に

過激な思想に染まった学生がいないかどうか

監視していた警察官が紛れ込んでいたのです。

 

これに怒った劇団員が警察官に

暴行を加えて警察官たちを監禁し

事件になりました。

 

劇団側は「学問の自由があるから、

不当な監視に抗議しただけ」と

無罪を主張しました。

 

裁判は最高裁判所まで

もつれこみましたが、

最終的には有罪となりました。

 

「学問の自由や大学の自治とは、

学問的な研究やこれを行う研究者を

保護するものであり、公認団体の活動であっても

政治的な主張の強い内容で、なおかつ不特定の

観客を呼んで上演していた時に、

その客に警察官がいたからといって

学問の自由の侵害にあたらない」

ということです。

 

公民の授業で出てきたら

思い出してくださいね。

 

この事件が起こったのが

1952年の今日、2月20日のことです。

 

彦根駅前校 川口

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