校舎ブログ

花火の季節 の巻

岐南校|2017年6月18日

中3国語の授業で、論説文の読解問題、山崎正和著「混沌からの表現」をあつかいました。

この文章にある、「花火は遠く西アジアの信仰に求められる」という記述にちょっと脱線。

ちょうど今、個人的には松本清張ブームが来ており、昨年来の巨石ブームと交差して、もう一度、清張の代表作「火の路」を読んだばかりだったのです。

この西アジアの信仰というのは、間違いなくゾロアスター教(拝火教)を指していると思われます。

また、「火の路」でも触れられていたのですが、噴水の起源も、この地域のオアシスからではないか、と言われております。

そういえば、花火は宙に飛び散る噴水を見立てているような気もします。

西アジア周辺の知識は、子どもたちには皆無ですね。ペルシャとアラビアの違いやイスラム教の宗派の違いなどは、本当は中学校から教えた方が良いと思います。まちがいなく世界情勢でここは外せないです。

このように、小さな糸口から、どんどん話を同心円状に広げていきます。

どこまで話についてこられるか、を試すのです。

そのあと、レスポンスも重要です。

どのような反応が返ってくるか、どのような知的好奇心が生まれるか、表情を探ります。

おおよそ、興味しんしんで聞く子は、学力が上がります。

 

 

岐南校 奥村