本当のほうれんそう
彦根駅前校|2017年11月14日
なんかタイトルだけみると
グルメ漫画っぽいですね。
「本当のホウレンソウをお前に食べさせてやるぜ!」
みたいな。
そうではなくて
会社に入りたての新入社員がよく言われる
「『ほうれんそう』をしっかりしなさい」
のほうれんそうです。
「ほう」は「報告」
「れん」は「連絡」
「そう」は「相談」
で「ほうれんそう」となります。
新入りは分からないことが多いのだから
報告・連絡・相談をしっかりやりなさい!
というような感じで教え込まれるわけです。
実はこれ、間違いです。
いや、間違いと決めつけるのはやり過ぎですが、
本来は新入社員に向けて言う言葉でないのです。
本当の「ほうれんそう」とは、
「報告・連絡・相談を受けやすいような人であらねばならない」
という、上司や先輩といった報告・連絡・相談を受ける側の人を戒める言葉なのです。
それがいつの間にか、報告をする側だけの
義務であるかのように広まってしまっているのです。
僕たちはみんなの上司や先輩ではないですが、
みんなに勉強内容を教える立場の人間ですから、
みんなが「ほうれんそう」しやすいように
気を付けなければと改めて思いました。
彦根駅前校 川口