校舎ブログ

チャーチルが最も衝撃を受けた日

彦根駅前校|2017年12月10日

今日は12月10日です。

 

一昨日の12月8日は真珠湾攻撃の日であり、太平洋戦争が始まった日としても有名ですね。

 

一方、1941年の今日起きた出来事は、真珠湾攻撃に比べると目立ちませんが、実は第二次世界大戦やその後の世界に与えた影響はこちらの方が大きいかもしれない、というほどのものです。

 

それはマレー沖海戦という戦いでした。

 

太平洋戦争が始まって三日目のことです。日本海軍の偵察機が、作戦行動中だったイギリス海軍の最新鋭戦艦プリンス・オブ・ウェールズと巡洋戦艦レパルスを中心とするイギリス東洋艦隊を発見し、攻撃機を発進させました。

 

当時、作戦行動中の新鋭戦艦を飛行機で沈める事など絶対に不可能だとされてきました。ところが日本海軍はたった数十機の飛行機だけで、攻撃開始からわずか3時間ほどでプリンス・オブ・ウェールズとレパルスを撃沈してしまったのです。

 

この攻撃により、たった一日でイギリス海軍が太平洋に置いた主力部隊は壊滅しました。日本軍を阻止できなくなったイギリスはその後数カ月のうちにシンガポールをはじめ東南アジアに持つ植民地をほぼすべて失うことになったのです。

 

また、この戦いで航空機が戦艦よりも優れていることが誰の目にもわかり、各国ともに戦艦ではなく航空機と空母を主力とするようになりました。海軍の歴史はこの日に変わったのです。

 

当時イギリスの首相だったチャーチルは、この戦いの報告を電話で聞いたときのことをこう記録しています。

「私は受話器を置いた。私はひとりきりであることが幸いだった。戦争の全期間を通じて、私はそれ以上の衝撃を受けたことがなかった」

 

戦いの数日後、二隻が沈む海域の上空を飛んだ日本軍機が、機上から花束を投下して両軍の戦死者の死を悼んだそうです。

 

76年前の今日は、そんなふうに歴史が変わった日でした。

 

昨日は大垣で大学入試説明会が行われました。大学入試の現状と、どうやって合格していけばいいのかという計画をお話しする会でした。僕もほんの少しだけお手伝いさせていただきました。

 

たくさんの高校2年生が衝撃を受けて、大学入試に本気になろうと決意してくれたようです。彼らの人生の歴史は昨日のあの会から変わっていくのでしょう。

 

彦根駅前校 川口