校舎ブログ

部分から全体を推理する

彦根駅前校|2018年4月20日

今日は高校英語のお話です。小学生中学生の皆さんにはちょっと先の話になります。

 

英語の中で文型はとても大事です。

日本語の助詞の代わりになるのが英語では文のカタチ、すなわち文型なのです。

 

でも、英語の最初の方で習うもんですから「簡単なところだろうし楽勝じゃん」みたいに誤解して適当に流す人がいます。

 

とんでもない話です。

 

英文法で一番基本となる単元で、文型がわかっていないと先に進めないから最初にやるんです。

 

例えば今日、志門塾の1年生に挑戦してもらった文です。皆さん和訳できますか?

ちなみに、とある難関大学の二次試験で出されたものです。

 

This technology will render many theories about environmental problems obsolete.

 

ヒントとして出したのは最後のobsoleteが形容詞で「時代遅れの」という意味だ、ということだけです。

たったこれだけの手がかりと、高校1年生が今までに教わった文型と品詞の知識だけで、この文は合格点がもらえるくらい正確に和訳できます。詳しく説明すると長くなるので知りたい人は聞きに来てくださいね。

 

このように、ある部分から全体像を推理してくというのは何も英語に限った話ではありません。

 

考古学者は土器の破片から全体を推理しますし、生物学者は骨の一部から動物の骨格の全体像を推理します。

 

 

他にも変わったところだと、日本がとある戦車を開発するときに、ドイツの最新鋭戦車のたった一本のネジの大きさを測っただけで、そのスペックの99%を正確に推理して設計の参考にしたそうです。

 

こういう「手元にあるデータで知りたい情報を導き出す」という思考能力は、これから先の人生で必ず必要になってきますから、普段の勉強で鍛えておきましょう。

 

彦根駅前校 川口