良いも悪いもない
彦根駅前校|2018年5月20日
昨日お話しした通り、今日は中学生がたくさん来てくれました。非常勤の先生たちもいっぱい来てくれたので、HOMESの部屋がいちばんにぎやかでしたね。
夜は高1古典の勉強会をしました。今日は用言のまとめプリントを解いたのですが、その時に「世の中には良いことも悪いこともないんだ」という話をしました。
世の中には日々いろんな出来事が起きています。が、それが「良い」ことなのか「悪い」ことなのかは立場や見方によって様々です。
例えば同じ野球の試合でも勝ったチームには良い出来事に感じられ、負けたチームには悪いことに思えます。
どこで時間を区切るかでも、出来事の良い悪いは変わります。
例えば交通事故に遭って入院したとしましょう。ここまでなら不幸な出来事かもしれません。
でも入院した先の病院で素敵な人と知り合って恋人になり、その人と結婚して幸せな家庭を築いたとしたら、そのきっかけになった交通事故は悪い事でしょうか?良い事でしょうか?
わからなくなってきますね。
このように、どんなに不幸な出来事に思えても、それを次に来る幸せのきっかけに転換できるんです。そう考えていくと、「人生には良い事しか起こらない」と考えることもできますね。そう考える方が何かと幸せです。
中間テストの点数が思ったより取れなかった。これは悪い事に思えます。
でもそこで悔しい思いをして、気持ちを切り替えて勉強し、期末に自己最高記録を更新し、その後学校のトップ層に食い込み、今まで考えたこともないような高い志望校に合格できたなら、この中間テストは長い目で見れば良い事の始まりだった、ということになるのです。
テスト結果は人によって違ってくるでしょうけど、それがみんなにとって「良い出来事」になるように、これからも引き続き、一緒に頑張っていきましょう。
彦根駅前校 川口