校舎ブログ

「こーぼすいせん」って何?

彦根駅前校|2018年9月14日

模試結果が返ってきたので懇談をしています。

主な話題は現状の確認とこれからどういう勉強をしていくかです。

あとは時期的に公募推薦の話が多いですね。

 

公募推薦とは何か。高3生以外は知らない人も多いでしょうから少しお話ししましょう。

 

一般的にイメージされる推薦入試といえば、指定校推薦や学校長推薦のことを指します。

これには「部活で全国レベルの活躍をした」とか「学校の通知表の成績が平均で4.0を超える」といった厳しい条件が課せられます。その上で、高校の職員会議で認められて学校長から推薦書を書いてもらわなければならず、受験するまでのハードルが非常に高く設定されています。

さらに合格したら他の大学へは進学できず、そこに入学することになります。だから第一志望でなければならないのです。

 

これに対して公募推薦は、基本的に「高校を卒業できる見込みがある」人なら誰でもOKです。つまり、成績が悪すぎて留年確定、という極めて少数の高3生以外は全員受験できます。

そして推薦入試といいながら、内容は英語・数学・国語の学力試験が中心で、小論文や面接はまずありません。しかも、多くの場合「英語+国語か数学」の2教科です。さらに、合格したからといって必ずそこに入学する必要もありません。だから第二志望・第三志望の大学でも受けられます。

 

この公募推薦のいいところは、試験が11月あたりに行われ、年内に合格発表がある点です。もし第一志望を公募推薦で受けて合格すれば、年内で受験が終わり、年末年始は気楽に遊んで過ごせます。

 

第二志望以降の公募推薦でも合格していれば、そこから後は第一志望の勉強だけに集中できます。時間に追われる受験直前の時期にこれはかなり大きな利点です。さらに「最悪の場合でも〇〇大学には進学できる」という強い安心感が、困難な目標に向かっていくときに、命綱のように大きな心の支えになります。

 

世間には「公募推薦で下手に合格していると油断してダメになるから止めておけ」という人もいますが、僕はそうは思いません。むしろ合格ゼロの状態で、冬の寒い中を第一志望から第三・第四志望まで二、三週間のうちに全国を飛び回って何度も受験するというのは、結構精神的にしんどいです。

 

もちろん、みんながみんな無理に公募推薦を受ける必要もありませんが、もし自分の求める条件に合う公募推薦があるのなら、受けてみることをお勧めします。

 

彦根駅前校 川口