校舎ブログ

ニュースの時間

彦根駅前校|2019年7月2日

この私、テレビは見ませんが、世の流れについていけなくなるのも困るので、ネットでニュースはチェックしています。

 

そうしたらなんと、共通テストからTOEICが抜けるそうです。つまり、大学入試に使えなくなっちゃうんですね。共通テストに使える民間資格の中では英検と並ぶくらいポピュラーなので、TOEICが使えなくなると結構影響がでそうです。

 

でもまあ、現役高校生は英検とGTECを使うことが多いでしょうから、致命的な問題というほどではありません。

 

致命的と言えば、日本が韓国に対して戦略物資の輸出制限をするようですね。韓国では「経済制裁だ!」とかいってますね。今まで韓国が日本にしてきたことに対する日本の報復だとか騒いでいるようです。マスコミもそういう間違った報道をしていますが、今回の問題は「いろいろやられたからムカツク!仕返しだ!」なんていうレベルの問題ではなく、世界規模の大問題なのです。読解力が無いとそういう誤解をしてしまいます。現代文の力ってニュースを読むときにも大事なんですよ。現代文の勉強も頑張りましょうね。

 

さて、今回の措置ですが、実は経済制裁ではありません。今まで簡単な手続きで日本から戦略物資を輸出するように韓国に認めてあげていた優遇措置、「ホワイト国」認定を取り消すだけです。日本がいろいろと優遇してあげる「ホワイト国」に認定しているのは世界中でたった30弱の国だけです。ですから今後韓国は残りの約160か国と同様に、申請して日本政府の審査を受けて許可が出ればこれまで通り輸出できます。その手続きを毎回やるのが面倒なのと審査に90日ほどかかるので大騒ぎしているのです。

 

で、今回日本がこのようにした理由なのですが、政府発表のお役所言葉は難しくてニュアンスがわかりにくいです。そこで、ちょっと乱暴ですがぶっちゃけて言うと「韓国から北朝鮮やイランにヤバい物資をこっそり売ってた疑惑があるから」というものです。

 

実は今回制限されることになった物質は韓国がさかんに輸出している半導体生産や液晶生産にも使われるものですが、核兵器製造に欠かせない物質なのです。当然核兵器開発を疑われる国への輸出は国連が禁止しています。北朝鮮やイランには世界的に売ってはいけないことになっているのです。そしてその物質の世界生産の90%が日本です。だから日本ではこれらの物質がどこで何に使われるのかチェックしています。ところが今回、信頼してチェックを免除していた韓国から北朝鮮やイランにこっそり高値で横流しされているのでは、という疑いが出てきたのです。

 

これまで日本から韓国には三か月分相当の物資を輸出しています。だから、手続きに90日かかるとしてもなんとか足りるはずなのです。ところが韓国では1,2か月で完全に無くなって生産できなくなると騒いでいます。不足分はどこに消えたんでしょうか?コナン君なら「あれれ~?おかしいな~?」と言い出しそうですね。

 

つまり今回の措置は日韓の仲が悪いとかではなく、核兵器の拡散を防ぐために必要なのです。世界で唯一核攻撃で多くの人を殺された日本が作っている物質で、北朝鮮やイランの核兵器が作られるなんてことになったらとんでもない話です。絶対に止めなければなりません。それで韓国企業が困ろうが韓国経済が悪くなろうが、北朝鮮やイランが核武装しちゃうことの方がよっぽど大問題なのです。だから今回の措置なのです。

 

彦根駅前校 川口