暑い夜には涼しくなる本を
彦根駅前校|2016年8月12日
連日暑い日が続いていますね。
何とか涼しく過ごしたいものです。
エアコンのきいた部屋から
外に出るのがいやになりますが、
あまりエアコンに頼りすぎても
体の機能がおかしくなるので
ほどほどにしたいところです。
エアコン以外の暑さ対策というと
風鈴の音で涼しさを感じるのが有名ですが、
「怖い話」でゾクっとして涼しくなろうというのも
よくある話です。
ということで、今回は
「涼しくなれる本」を
2冊ご紹介しましょう。
一冊目はこれです。
「初恋」なんていう
甘酸っぱいタイトルですが、
中身はめちゃくちゃ怖い話です。
といっても幽霊や妖怪は
全く出てきません。
それでいながらホラー小説です。
主人公は平凡な既婚の
サラリーマンなのですが、
ある日会社の受付に、
妻が作ったのではない
「愛妻弁当」が届けられ、
そこから日常生活が
徐々におかしくなっていく・・・
というお話です。
「一番怖いのって、
幽霊とかじゃなくて
生きてる人間だよね」
としみじみ思いました。
さて、2冊目です。
推理小説の隠れた名作です。
新婚旅行の初日に新妻が失踪、
これを調査していた探偵が怪奇的な
殺人事件に巻き込まれていく・・・
というお話です。
最後のクライマックスで
タイトル通り「さむけ」がしました。
どちらも古くてくたびれた本で、
ブッ◎オフで100円でしたが、
いい本ですよ。
C教室の棚に置いておくので
読んでみてください。
彦根駅前校 川口