英語の民間試験はやっぱり導入しないようです | HOMES個別指導学院
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英語の民間試験はやっぱり導入しないようです

彦根駅前校|2021年7月30日

2025年度から共通テストに英検などの民間試験を導入するという話がありましたが、結局やらないことになったようです。今の中学3年生の皆さんから下の学年に関係してきます。

 

共通テストになるときにも記述式の問題と共に英検などの民間試験を英語のテストの代わりに使おうという話がありましたが、その時には記述式の採点を誰がどう行うのかという問題や、大都市圏と地方で受けられる試験の種類に差があって不平等であるとか、複数ある民間試験の間での基準をどう統一するのかという問題があって見送られていました。

 

その時には2025年度から導入を目指して話を進めていくということになっていたのですが、それも結局はやらないことになりました。文部科学省の方針が一定しないのが気になりますね。

 

その代わり、というのではありませんが、『情報』が新しく科目として加わります。さらに、文部科学省の学習指導の内容が改訂されるので、科目に変更があります。例えば社会では、あらたに『歴史総合』『地理総合』『公共』といった科目が増えたりしています。最後の公共というのは『現代社会』の内容が少々変わって名前が変更されたものです。従来の現代社会と比べて、政治経済の話よりも倫理とか道徳の内容に少し重点が置かれているようです。

 

この3つの社会科は理系でも文系でも全員が受けなければいけない必修科目です。また、これらは単位数の関係から、理科基礎と同じような扱いになるので、ひょっとしたら理系のみなさんは、文系さんの理科基礎2科目受験のように、この中から2つ受けることになるかもしれません。まだそのあたりの詳細は決まっていませんが、発表されたらまたお知らせします。

 

NHKでも報道されていますので、気になる方はこちらからどうぞ。

 

こういった入試情報については、新しいことが分かり次第発信していこうと思います。

 

彦根駅前校 川口

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