天高く馬肥ゆる秋 | HOMES個別指導学院
校舎ブログ

天高く馬肥ゆる秋

彦根駅前校|2021年9月30日

お彼岸も過ぎて、最近はさすがに秋らしい気候になってきました。この間電車に乗っていたら、線路わきの田んぼで稲刈りをしていて、秋らしい光景だなぁとしみじみ思ってしまいました。

 

さて、秋というと食欲の秋ですね。美味しい食べ物がたくさん出てくる時期です。色々と食べたくなりますが、ちょっと注意した方がいい場合があります。心身にトラブルがあるときに特定の食べ物が欲しくなるのです。例えば疲れたときに甘いものが欲しくなったりしますね。あれは体からのサインなのです。そういったものをまとめて、休憩室になっているA教室に掲示しました!

どういうときにどんな食べ物が欲しくなるのか、そしてそういう時に本当は何を食べればいいのかがまとめてあります。テスト前で忙しい時期ですが、ごはん休憩の時にちょっと見てみるといいでしょう。

 

さて、「天高く馬肥ゆる秋」なんていいますね。爽やかに晴れた秋空の下で、馬たちがのんびり牧草なんか食べてる牧歌的な風景がイメージされます。食欲の秋を表すフレーズとしてよく登場しますが、元々の意味はちょっと違うようです。

 

この言葉のはじまりは、どうも中国の昔の詩の「雲浄くして妖星落ち 秋高くして塞馬肥ゆ」という一節にあるようです。ここに出てくる「妖星」は不吉な出来事が起きる前兆として夜空に輝く星で、「塞馬」というのは北方騎馬民族の馬のことです。

 

当時の中国では秋になると食べ物を一杯食べて元気になった馬に乗って、騎馬民族が侵略してきていたそうです。この被害は昔から大きく、あの万里の長城もこれを防ぐためのものです。つまり「天高く馬肥ゆる秋」というのは元々「秋になって騎馬民族の馬が元気になって侵略してくる時期だ。ヤバいぞ!」という意味だったそうです。

 

今では食欲の秋のフレーズとして定着していますが、今の使い方の方がのんびりしてて平和でいいですね。

 

彦根駅前校 川口

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