2018.6.29 とある生徒のこと。 | HOMES個別指導学院
校舎ブログ

2018.6.29 とある生徒のこと。

GRAN(グラン)|2018年6月29日

本日は一人の生徒のことについて紹介したいと思います。

 

紹介する彼を、仮にEくんとします。

Eくんは去年の6月初めごろに「どうしても点数を上げたい。」と強い意気込みでHOMESGRANへ入塾してきました。

実際、勉強に向かう姿勢は真剣で、授業はもちろん、入塾してからほぼ毎日、時には日付けが変わるギリギリぐらいまで残って勉強していきました。

 

その結果、HOMESでの夏休みを超えてうけた最初の定期テストで取った点数は420点。この点数は、入塾当時のテストの点数から約110点も上がった点数でした。

しかし、その時Eくんは嬉しそうにしながらも、まだどこか納得していない様子でした。なぜなら、Eくんの定期テストでの目標は、「450点を超えること」だったからです。

そのテストの後も、「他の人には負けたくない、絶対に450点を超える。」と常に言い続けていました。

 

そこからEくんは苦労しました。ひたすらがむしゃらに勉強をし続け、テスト前にはそこからさらに塾へ来るペースを上げるなどして頑張りました。しかしながら、その後2回のテストでは惜しくも450点に届かない、ということが続きました。特に2年生の学年末テストで、数学で大きな解答ミスをしてしまい450点を逃した時には、本気で今までに一番落ち込んだとEくん本人も言っています。

 

そうした中、Eくんに常に寄り添い続けた先生がいました。Eくんの理科と数学を担当してくれている、非常勤講師の香村先生です。香村先生は授業が終わった後、Eくんの質問対応をするためだけに残り続け、Eくんがわかるというまで色々な教え方で教え続け、Eくんが日付を超えて残る日には、香村先生も日が変わるまで付き添い続けました。

学年末テストの結果で落ち込んだ時にはそばで励まし、何がいけなかったか、次はどうすればいいかを一緒に考え、また一緒に頑張り始めました。Eくんにまた辛い思いをさせないためにと、何度も社員のもとへ相談をしに来て改善策を考え、Eくんと一緒に実践していきました。

Eくんもそうした思いと努力に応えようと、さらに努力を重ねるようになり、ただがむしゃらだったやり方は少しずつ効率的になり、そのうえで勉強の量も増やすなどして、どんどん成長をしていきました。

 

そして今回の3年生最初の大事なテスト。Eくんはテスト前日、「緊張する。けど今回はいける気がする。」といって帰っていきました。

結果、Eくんは前回大きく減点した数学でなんと100点を取り、理科も90点以上、合計では目標を10点も上回る460点を取ることができました。Eくんと香村先生が、100点の数学のテストをみて、二人でとてもうれしそうにしているところがとても印象に残っています。

 

そんなEくんですが、次の目標に向かって、二人で力を合わせて頑張っている姿がすでに見られます。

今後も彼のような頑張り屋さんと、それを支えるHOMES講師の頑張りがつながることで、生徒と講師の笑顔があふれる校舎にしていきたい。二人を見ながらそう感じました。

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GRAN 山本

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