風速○○m/秒ってどれくらいのすごさなのか
彦根駅前校|2018年9月2日
今日は、8月に台風で休講になった分の高校2年生の振り替え授業がありました。一方で彦根東の3年生のみんなは記述模試でした。出来はどうだったか、また聞かせてください。
台風21号が来ていますね。このままだと火曜日あたりに日本上陸だそうですが、途中で移動するスピードが変わることもあるので、天気予報には注意しておきましょう。
残念ながら滋賀県は予想進路のほぼ中央です。家の外に出してあるものを片付けるとか、雨戸やシャッターの確認をしておくとか、みんなの家でも必要な備えをしておきましょう。
気象庁の発表では、今のところ中心付近で吹いている風は風速50m/秒で、瞬間最大風速は70m/秒だそうです。
と書いてみましたが、数字で言われても「よくわかんないけど、なんかすごいんだろうねー」くらいの感想しかでてきません。
そこで、ニュースになるような風速の風で、どれくらいのことが起きるのか調べてみました。
風速10m/秒…傘がグシャっと壊れたり、電線がピューピュー音を立てる。木が激しく揺れる。
風速15m/秒…軽くとめてある程度の看板が外れて飛んでいく。
風速20m/秒…子どもや体重の軽い人は飛ばされそうになる。
風速25m/秒…街路樹の太い枝が折れたり、屋根瓦が飛んだりする。
風速30m/秒…雨戸や屋根が丸ごと飛ばされることがある。電柱や古い木造家屋が倒されることもある。
風速35m/秒…自動車や電車が横転することがある。
風速40m/秒…身体を45度に傾けないと倒される。小石が飛んでくる。
風速50m/秒…多くの木造家屋が倒される。樹木は根こそぎ飛ばされる。
風速60m/秒…鉄塔が曲がることがある。
こうやって身近なものでイメージできると、なんとなく聞き流していた風速が急に気になってきますね。
ちなみに暴風警報が出る基準は風速20m/秒だそうです。子どもが飛ばされそうになる風ですから、外に出てはいけません!学校に来てはいけません!休校にします!ということですね。納得です。
小石が飛んでくる風速40m/秒の風というのは、時速144kmの速さで吹く風です。プロ野球のピッチャー並みの豪速球で石が飛んでくるなんて、絶対に外に出たくないですね。
なお、授業が休講となった場合はメール等で改めて連絡をいたします。
彦根駅前校 川口