今日の授業で
彦根駅前校|2019年5月17日
今日は高校2年生の英語の授業があったのですが、その時に和訳の問題で「自分自身の子をもって初めて親としての苦労がわかる」なんていう文があったんですね。
そこでみんなにも話したんですが、小さい頃って周りにいる大人たちがものすごく立派で、なんだか完璧な存在に見えたものです。僕自身もそうでした。
で、大人と言われる年齢になったり、親になってみてわかるんですが、全然完璧じゃありません。相変わらずいろんなところで失敗するし、悩むし、苦労するんです。そういうものです。
ということは、もしみんなが自分の家族や身近にいる大人の人たちを見て、「すごいなぁ」「なんでもできるなぁ」「完璧だなぁ」と思えているとしたら、その人はみんなに苦労している部分を見せないように、感じさせないようにしてくれているのです。余計な心配をかけないように。
これってすごくないですか?それだけみんなが大事にされている証拠です。愛されてますね。
普通のこと、当たり前のことと思わずに見ると、実はすごいことって、身近にたくさん転がっていますよ。そういうものに気付くと、なんかうれしくなりますね。
彦根駅前校 川口