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彦根駅前校|2020年9月12日

普段英語の授業をやっていると、時々「和製英語」の話になります。たとえば「サラリーマン」という単語がありますが、通じません。敢えて言うならoffice workerになりますが、もう少し具体的な職業を表すsalespersonや、bank clerkといった単語を使います。

あとは、英語だと思ってたら違う言語だったというのもありますね。例えば、大学生がよくやってる「アルバイト」はドイツ語の「働く」という意味の動詞です。「エネルギー」もドイツ語ですね。「ギー」にアクセントがあります。意外なところでは鮭の卵の「いくら」はロシア語の「魚卵」という意味の単語икра(イクラ)からきています。

 

逆に、元々日本語だったのが英語になっている言葉もあります。味覚の「旨味」はそのままumamiですし、地震の後でおこる「津波」もtsunamiでそのまま通じます。sushiやtempuraは有名ですが、ラーメンもramenで通じますし、豚骨もtonkotsuです。ちなみにニューヨークではラーメン店が100を超しているそうです。「この店のtonkotsu ramenはumamiがきいてるぜ」なんてニューヨーカーたちが会話してるわけです。新型コロナで外食業界はどこも大変みたいですが、頑張ってほしいですね。ちなみに、ラーメンの次には「うどん」が人気になると言われています。

 

mangaやanimeもすっかり定着しています。特にanimationではなくanimeと書くと、日本で作られたアニメ作品だけを指すそうです。漫画といえば、日本の漫画が一番読まれている外国はフランスだそうです。

 

他にもパソコンやスマホで文字がちゃんと表示されなくておかしな文字になってしまう「文字化け」もmojibakeで通じますし、「絵文字」もemojiで通じます。

 

絵文字と言えば、以前日本語でおかしな表現が使われているということで、アメリカの情報機関であるCIAが調査したことがあるそうです。絵文字に何か隠された暗号があるんじゃないかと必死で解明しようとするCIAエージェントの姿を想像するとちょっと笑えますね。

 

他にも「少し」がskosh(発音はスコゥシ)という単語になったり、写真の焦点がずれているのを「ぼけ」と言いますが、これがbokehという単語で写真の技法を表す用語になっていたりするそうです。

 

まあ、日本語でも「今日はレストランでママとランチ」なんて、どこまで日本語だかわからなくなるような言い回しもありますから、お互い様という事でしょう。こういうのも異文化交流というのでしょうか。

 

他にもたくさんあるみたいなので、興味のある人は調べてみると面白いですよ。

 

 

彦根駅前校 川口

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