ちょっとリズミカルな呪文
彦根駅前校|2016年5月10日
いよいよ明後日から
彦根東高校の中間テストが始まります。
自習室は満席になって、
急きょ空き教室を開放しました。
こういうテスト前のピリッとした空気もいいですね。
テスト前は理系科目、中でも数学の質問が
たくさん来ます。僕も高1の計算くらいなら
お手伝いしていますが、学年が上がると
ちょっときついですね。梅村先生と
谷本先生が大活躍してました。
質問カウンターが僕の机の
すぐ横なのですが、今日はやたらと
「ぶぶんぶんすうぶんかい」という
呪文が聞こえてきました。
口にしてみるとちょっと
リズミカルですよね。
ぶぶん ぶんすう ぶんかい
頭韻になってて詩的です。
漢字で書くと
「部分分数分解」
一応説明しておきますと、
ある分数の分母が、例えば
x(x+1)などの多項式のとき、
この分数を分母がxの分数と
分母がx+1の分数の和の形に
しちゃうことだそうです。
これをうまく使うと積分計算が
楽になるそうですが、
数学が得意でない私には
「字面的にすげぇバラバラに分けられそうだな」
という印象くらいしかありません。
でもなんだか、「ぶぶんぶんすうぶんかい」って
草野心平の有名な詩、「河童と蛙」みたいですね。
るんるん るるんぶ るるんぶ るるん
中学校のころ、教科書に載ってたなぁ。
彦根駅前校 川口