100年たってもよく当たる | HOMES個別指導学院
校舎ブログ

100年たってもよく当たる

彦根駅前校|2017年1月12日

センター試験が間近に迫ってきました。

いよいよ明後日ですね。

 

さて、そんな今日は

有坂成章(ありさか なりあきら)さんの

命日です。明治時代に活躍した人物です。

 

この人を知っている人がいたら、びっくりです。

日本史用語集にも載ってない人ですからね。

 

でも、有坂さんがいなかったら、日本の歴史は

全然違うものになっていたと言われています。

 

有坂さんは、銃や大砲の開発をしていた人で、

 

日露戦争の時に日本陸軍が使った銃の

開発を手掛けていました。

 

小柄な日本人でも扱えるよう設計された

この銃の性能がとても良かったおかげで、

ロシア軍よりも少なかった日本陸軍でも

日露戦争に勝てたのだそうです。

 

その後も太平洋戦争に負けるまで、

有坂さんの銃は改良を重ねて

使い続けられました。

 

第二次世界大戦が終わったときに、

アメリカやイギリスの兵士たちは

日本の武器を大量に取り上げて

自分の故郷に持ち帰りました。

 

その時の日本のライフルは

今でも「Arisaka rifle」として

欧米各地で使われています。

 

作られ始めてからもう

100年以上になりますが、

相変わらずよく当たるし、

小柄な人でも扱えるので、

ライフルの射撃大会で使われたり、

ライフルを扱い始めたばかりの息子に、

父親から贈るプレゼントとして

今でも珍重されているそうです。

 

ということで、センター試験本番をひかえて

「よく当たるおかげで勝てた」お話でした。

 

彦根駅前校 川口

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