迷ったらどうするか
彦根駅前校|2018年9月15日
「〇〇と▽▽で迷っている」という相談をよく受けます。懇談をしている今は毎日こういう話になります。
ほとんどの場合、私の返事は「最終的に自分で決めるのならどちらでもいいんだよ」です。別に突き放した言い方を気取っているわけでもなく、適当に話を流しているわけでもありません。
もし仮に、選択肢のどちらか片方が圧倒的に良いと分かっていれば、最初から迷ったりしません。人が迷うときを大きく分けると、「判断材料が不足していて、それぞれの選択肢を選ぶとどうなるかイメージできていないとき」か、「どちらにも良いところ・良くないところが混じりあっていて判断がしにくくなっているとき」のどちらかです。
前者の場合は情報が足りないだけなので、こちらから情報を提供をすると「そういうことならこっちで行きます」と大体はすぐ決定します。
問題は後者です。多くの場合、迷いというのは「大変だし、チャレンジするのにとても勇気がいるけど、うまくいけば自分の理想に近いものが得られる」選択肢と、「心身ともに安全で、今とあまり変わらず平穏無事でいられる」ものとの間で起こります。
みんなは身も心もどんどん成長していく時期です。今の自分よりも明日の自分の方が優れた力を持つ可能性が極めて高いのです。また、困難にぶつかるときに人はものすごく成長できます。だから個人的には勇気がいる方を選んだらいいのでは、と思います。僕もかつて、「迷ったら勇気がいる方を選べばだいたい正解だ」と教えられたことがあります。
でも、人を取り巻く状況はさまざまで、いつでもコレをするのが正しい!という万能の公式はありません。「勇気」と「無謀」も違います。
どうしたらいいか迷ったときには、彦根駅前校の講師に相談してくださいね。
彦根駅前校 川口