不安にかられたら
彦根駅前校|2018年10月23日
今日は高校3年生の授業をやりました。なんだか風邪が流行っているようで、体調不良でお休みした人が何人かいました。
それから、この間の模試の結果が思わしくなくて落ち込んでいる人もいて、授業が始まったときには、全体的にちょっと元気ない感じでしたので、少しお話をしました。
この時期の模試は本番よりも難しい問題が出題されたり、判定も厳しいものが出ます。というのも、受験勉強の追い込みの時期なので、良い判定で油断して勉強のペースが落ちないように敢えてそうしている節があるのです。
私が高校生だったころも先生方からそう言われてましたし、大学を卒業してこの仕事をやるようになってからも度々そういう話を聞いていましたので、何かしらあるのでしょう。
で、問題はここからです。志望大学をほぼ決めて最後の追い込みに入っている現状で、模試の結果に一喜一憂している時間的な余裕はありません。そして受験に関する不安は、突き詰めれば学力不足からくるものです。
学力不足からくる不安を解消してくれるのはただひとつ。勉強だけです。大学の判定を気にするくらいなら、模試の結果わかった「まだ勉強できていない単元」「覚えられていないこと」「分かっていなかったところ」に注目し、そこに焦点を当てて徹底して勉強していくのです。
そのためにどういう勉強をすればよいか、という懇談はもう済ませていますから、あとはそれをひたすらやっていくのみです。変に時間が空いたりすると不安が頭をもたげてきますから、そんな時間がないくらいスケジュールをつめて勉強しましょう。
もちろん、懇談の後で新たな悩みが出てきたのならすぐに相談してください。一緒に解決の道を探しましょう。
というお話をしたら、授業の後半からは少し元気になってくれたようです。体調やメンタルを整えるのも受験生にとっては大事なことですから、みんな気を付けていきましょう。
彦根駅前校 川口