彦根駅前校|2017年6月20日
明日から彦根東高校の文化祭ですね。
今日の授業でも、前日の準備のために
遅刻してくる人がちらほらいました。
でもちゃんと来るのが偉いですね。
一方草津東高校とか八幡高校、長浜北高校などでは
テストの真っ最中です。
今日も「『羅生門』のテスト対策の
プリントありますか?」と聞いてきた
高校1年生がいました。
「どのあたりまで範囲?」と聞いたら、
「○○ページの段落のとこまで」と言われたのですが、
教科書会社によってページは違います。
そこで結局次のような会話で
範囲を見極めました。
(以下、羅生門の内容になるので、
未読の方はネタバレに注意)
「下人は二階に上がった?」
「上がった上がった」
「ばあさんとは会ってる?」
「うん」
「髪の毛むしってカツラにしてる話は?」
「したした」
「下人は盗賊になった?」
「あー、なったかも」
「ばあさんの服を奪って逃げた?」
「まだやな」
「うん。だいたい分かった」
テストは大変ですが、
乗り切ったら夏休みですから
もうひと踏ん張り頑張りましょうね。
彦根駅前校 川口
彦根駅前校|2017年6月4日
なんだこの英文?という感じで、
今回のブログも始まりましたが、
この英語は英語にして英語にあらず。
どういうことでしょうか。
強引に和訳すると、
「私たちは、ノート先生(女性)に
なるために臆病者たちを全面的に世話する」
なんて意味になりますが、
それはどうでもよいのです。
この英文の本当の意味は
「音」にあります。
最大のヒントは、
松尾芭蕉。
そろそろ気付いた人もいるでしょうか。
多少の発音なんて気にせずに口にしてみましょう。
「フルィ ウィケア カウァーズ トゥー ビカム ミズ ノート」
なんかどっかで聞いたことありますね。
そうです。芭蕉さんのあの有名な俳諧、
『古池や 蛙(かわず)飛び込む 水の音』
でした!
強引でしたね。
さて、なんでその話をしたのかというと、
この間のアジサイの花の続きで、
梅雨らしいカエルが遊んでいる
池ができたからです!じゃじゃーん!
ということで、梅雨入りの発表はまだですが、
季節をちょっとだけ先取りしている彦根駅前校でした。
こういう言葉遊びって、
結構楽しいですよね。
でもプロの小説家ともなると、
その辺のレベルも段違いです。
僕の好きな推理小説家の
森博嗣さんの小説の中に
『封印再度』というのがあります。
英語のサブタイトルは
『Who inside?』
あるところで密室殺人事件が起こるのですが、
・現場の密室が一度開けられているのに再度封印されたのはなぜか?
・事件が起きたときに誰かが密室の中に潜んでいたはずだが、それは誰か?
という、両方のタイトルにかかわる謎が中心になっています。
プロってすごいですね。
彦根駅前校 川口