彦根駅前校|2018年9月20日
ほとんどの中学校は来週が中間テストですね。そろそろ部活もお休みになってくるころです。今度の三連休が大チャンスですから、三日連続で頑張って力をつけましょう!
高校生も確定版のテスト範囲が教科ごとに出始めています。学校の先生から範囲を知らされたら、なるべく早めに教えてください。
英語や数学はまだのようですが、国語は範囲が出てきていますね。今回の古文は伊勢物語や枕草子、漢文だと虎の威を借りる狐あたりが各高校で出されるようです。
二学期は勉強内容が多くて大変ですが、みんなで頑張って良い結果を出しましょう!
彦根駅前校 川口
彦根駅前校|2018年9月17日
今日は敬老の日です。といっても月曜日ですから、夜の授業はちゃんとありましたよ。
国民の祝日に関する法律には「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日とあります。最近は「老人」や「年寄り」という言葉を不快に思う人がいるので、テレビなどでは「高齢者」と表現することが多いようです。
高齢者って何歳からなんでしょうか?世の中には「生涯現役」とか「気持ちは死ぬまで若者」とか「永遠の17歳」とか「体はコドモ、頭脳はオトナ」とか、いつまでも元気な方々がいらっしゃいますけど、そういう気分的なものは置いといて、世界保健機関(WHO)の定義では65歳以上を高齢者とするようです。日本の高齢者の医療にかんする定義でも基本的には同じです。
ところで、高齢者になる入口にさしかかった人を「初老」というのですが、元々40歳の人を指す言葉だそうです。これだと私も「初老」のおじさんになっちゃいます。なんか一気に自分が老けてしまった気になります。
なお、NHKの調査では、今の日本人は「初老」という言葉で60歳くらいの人をイメージするそうです。
まあ、昔は「人生五十年」なんて言われて平均寿命も短かったから、その時代の感覚では40歳は「初老」だったんでしょうね。
彦根駅前校 川口
彦根駅前校|2018年9月16日
今日は三連休の真ん中です。
彦根駅前校では午前中に中3対象の特色選抜対策がありました。朝から難易度が高い問題に立ち向かって頑張っていましたよ。
今日は日曜日ですから通常授業はありませんでしたが、中学生のテスト対策の勉強会や、授業を欠席した人対象の世界史の振り替え補習等がありました。
歴史の授業をしていて時々あることですが、教科書には書きづらいのか、説明が省略されていることがあります。よくよく考えてみると不思議なのですが、言われてみないとなかなか気づかないものです。一つ例を出しましょう。
奈良時代が終わって平安時代になるところで、位についた桓武天皇が奈良の平城京を捨てて都を移しましたね。教科書には「政治に口を出すようになった仏教勢力を切り離して政治を立て直すため」というような説明がされています。テストにはこれを書けば〇をもらえますし、高校の教科書も表現は難しいですが内容は同じです。
「それのどこが変なの?普通やん」と思った方も多いでしょう。
でもちょっと考えてみてください。あの時代は奈良のお坊さんたちよりも天皇の方が偉かったのですよ。なのになぜ、偉い方が都を出ていったんでしょう?お坊さんたちに「お前たち政治に口をはさむな!都から出ていけ!」と命じれば済むはずです。確かにお寺を引っ越しさせるのは大変ですが、首都を丸ごと移転することに比べれば楽なものです。なのになぜ、都を移したのでしょうか。ちゃんと理由があるのです。書くと長いので知りたい方は聞きにきてください。
さて、明日は敬老の日ですね。家族で食事に行ったりする人もいるかもしれませんが、彦根駅前校は昨日今日と同じく、朝10時から自習室を開放します。どんどん勉強しにきてくださいね。
彦根駅前校 川口
彦根駅前校|2018年9月16日
この時期は推薦入試の校内選考が行われたり、大学に出す推薦関係の書類を準備する時期です。
推薦を希望する生徒は志願理由書に「〇〇大学◇◇学部に行きたい!」という思いを書いて、まずは高校の先生に、最終的には大学へと提出しなければなりません。これの書き方がよくわからない、ということで何人かから相談を受けています。
多くの場合書かなければならない内容は下の三つです。
1)自分がなぜその学部の勉強をしたいのか(その分野の学問への興味・関心)
2)その学部の勉強をして、卒業後にどうなりたいのか(将来の夢)
3)なぜ、他の大学ではなく〇〇大学を選ぶのか(その大学にこだわる理由)
1)についてはほとんどの人が書けます。学部によっては将来の仕事に直結するところも多いので2)もそこまで難しくはありません。大半の人が悩むのが3)です。
気象大学校や海上保安大学校など、将来の仕事に直結する上に日本に一つしかないようなところを志望するなら、1)と2)があればOKです。これがポピュラーな学部だと大変です。例えば経済学部では、「経済学部」という名前がついている大学だけで全国で120ほどの大学があり、さらに学部の名前は違うけれど経済学が学べるところが約40あります。
その中から「この大学でなければ」ということを書かなければなりません。話を聞いたり文章を添削していると時々あるのが、「〇〇学部ならどこでもいいと思ったけど、自分の偏差値ならこの辺はいけると思って」とか「校舎がきれいで持ってる設備がいい」とか「昔から東京にあこがれてて」とか「家から通えるから」などという理由です。こういうことを書いたらそれまでの文章が台無しですよ。
俗な例えですが、志願理由書というのは好きになった相手に出すラブレターのようなものです。「世の中にはたくさんの人がいるけど君が好きなんだ」とちゃんと相手にわかるように書く必要があります。
先ほどあげた良くない理由の例をラブレターで書くなら、「恋人ができれば誰でもいいけど、君程度なら告白すれば即OKくれると思ったから」とか「君の家は新築だし、高級車もあって金持ちっぽくていいよね」とか「君の家の近くはカラオケとか遊ぶところがたくさんあるから」とか「君の家は近所だし学校の帰りに寄っていけるから」なんて話になります。こんなラブレターをもらって「素敵です!ぜひお付き合いしましょう」なんてOKしてもらえるわけがありません。
今はインターネットで探せばすぐにその大学の詳しい情報が手に入ります。大学に資料を請求することもできます。それをちゃんと読んで、大学の方針や指導内容、研究しているテーマなどに詳しくなった上で志望大学を選びましょう。
人間も大学も見た目や世間の評判より中身をちゃんと知ることが大事です。
彦根駅前校 川口
彦根駅前校|2018年9月15日
中学校で中間テストが迫っています。あと二週間くらいのところが多いですね。
ということで、この三連休は三日ともテストに向けた勉強をしています。
朝10時から夜11時まで自習室は開放していますし、みんなでワークを持ってきて試験範囲を仕上げる勉強もやっています。この三連休は部活の試合をやっているところも多くありますが、勉強もしっかりやって、テストに向けた力をたくわえましょう。
彦根駅前校 川口
彦根駅前校|2018年9月15日
「〇〇と▽▽で迷っている」という相談をよく受けます。懇談をしている今は毎日こういう話になります。
ほとんどの場合、私の返事は「最終的に自分で決めるのならどちらでもいいんだよ」です。別に突き放した言い方を気取っているわけでもなく、適当に話を流しているわけでもありません。
もし仮に、選択肢のどちらか片方が圧倒的に良いと分かっていれば、最初から迷ったりしません。人が迷うときを大きく分けると、「判断材料が不足していて、それぞれの選択肢を選ぶとどうなるかイメージできていないとき」か、「どちらにも良いところ・良くないところが混じりあっていて判断がしにくくなっているとき」のどちらかです。
前者の場合は情報が足りないだけなので、こちらから情報を提供をすると「そういうことならこっちで行きます」と大体はすぐ決定します。
問題は後者です。多くの場合、迷いというのは「大変だし、チャレンジするのにとても勇気がいるけど、うまくいけば自分の理想に近いものが得られる」選択肢と、「心身ともに安全で、今とあまり変わらず平穏無事でいられる」ものとの間で起こります。
みんなは身も心もどんどん成長していく時期です。今の自分よりも明日の自分の方が優れた力を持つ可能性が極めて高いのです。また、困難にぶつかるときに人はものすごく成長できます。だから個人的には勇気がいる方を選んだらいいのでは、と思います。僕もかつて、「迷ったら勇気がいる方を選べばだいたい正解だ」と教えられたことがあります。
でも、人を取り巻く状況はさまざまで、いつでもコレをするのが正しい!という万能の公式はありません。「勇気」と「無謀」も違います。
どうしたらいいか迷ったときには、彦根駅前校の講師に相談してくださいね。
彦根駅前校 川口
彦根駅前校|2018年9月14日
模試結果が返ってきたので懇談をしています。
主な話題は現状の確認とこれからどういう勉強をしていくかです。
あとは時期的に公募推薦の話が多いですね。
公募推薦とは何か。高3生以外は知らない人も多いでしょうから少しお話ししましょう。
一般的にイメージされる推薦入試といえば、指定校推薦や学校長推薦のことを指します。
これには「部活で全国レベルの活躍をした」とか「学校の通知表の成績が平均で4.0を超える」といった厳しい条件が課せられます。その上で、高校の職員会議で認められて学校長から推薦書を書いてもらわなければならず、受験するまでのハードルが非常に高く設定されています。
さらに合格したら他の大学へは進学できず、そこに入学することになります。だから第一志望でなければならないのです。
これに対して公募推薦は、基本的に「高校を卒業できる見込みがある」人なら誰でもOKです。つまり、成績が悪すぎて留年確定、という極めて少数の高3生以外は全員受験できます。
そして推薦入試といいながら、内容は英語・数学・国語の学力試験が中心で、小論文や面接はまずありません。しかも、多くの場合「英語+国語か数学」の2教科です。さらに、合格したからといって必ずそこに入学する必要もありません。だから第二志望・第三志望の大学でも受けられます。
この公募推薦のいいところは、試験が11月あたりに行われ、年内に合格発表がある点です。もし第一志望を公募推薦で受けて合格すれば、年内で受験が終わり、年末年始は気楽に遊んで過ごせます。
第二志望以降の公募推薦でも合格していれば、そこから後は第一志望の勉強だけに集中できます。時間に追われる受験直前の時期にこれはかなり大きな利点です。さらに「最悪の場合でも〇〇大学には進学できる」という強い安心感が、困難な目標に向かっていくときに、命綱のように大きな心の支えになります。
世間には「公募推薦で下手に合格していると油断してダメになるから止めておけ」という人もいますが、僕はそうは思いません。むしろ合格ゼロの状態で、冬の寒い中を第一志望から第三・第四志望まで二、三週間のうちに全国を飛び回って何度も受験するというのは、結構精神的にしんどいです。
もちろん、みんながみんな無理に公募推薦を受ける必要もありませんが、もし自分の求める条件に合う公募推薦があるのなら、受けてみることをお勧めします。
彦根駅前校 川口
彦根駅前校|2018年9月11日
高3生が夏に受けたマーク模試の結果が返ってきています。
この結果を見ながら懇談していきましょう。
そろそろ、第二志望や第三志望のプランも考えなければいけませんし、公募推薦など早い時期の受験を考えるなら申し込みの締め切りも気になります。そのあたりのことを話しましょう。
受験生としてはどこの大学に行くのか、が一番気になると思いますが、「〇〇大学に行けるならどこの学部でも良い!」と大学名にこだわって学部学科を二の次にするのはお勧めしません。
やはり「どの学部・学科で何を学ぶのか」にこだわってほしいところです。さもないと興味がなくて面白くもない勉強を4年することになります。
するとどうなるか。
だいたいの人は大学にちゃんと行かなくなります。大学生は大人扱いされることも多く、高校生までと比べると自主性が認められる上に、勉強以外の誘惑が大変大きくなります。20歳を過ぎたらお酒もタバコもOKになりますし、遅くまで遊んでいても補導されません。
ですから、好きなことや興味があることを学べる学部や学科に行かないと、ついつい遊びやバイトばかりになりやすいのです。せっかく大学に行くのにもったいなさすぎです。
大学は、自分の将来の夢に直結する道のようなものだと私は思っています。思い描いた道でなくてもゴールに到着すればいいのです。
例えば「新幹線で名古屋に行って遊ぶ」計画を立てるとしましょう。この場合一番優先すべきなのは「名古屋に行って遊ぶ」ことです。「新幹線に乗れれば名古屋に行けなくてもいい」とは、あまり思いませんよね。
新快速でも各駅停車でもいいし、長距離バスでも自家用車でもちゃんと着きます。高速道路じゃなくても意外な裏道があるかもしれません。
進路を選ぶというのはそういうことです。だから進「路」と言います。
繰り返しますが、まず一番に考えてほしいのは将来自分が何をしてどういう風に生きたいか、です。そのための道はたくさんありますから、一番自分に合ったものを選びましょう。その相談をするのが懇談です。
彦根駅前校 川口
彦根駅前校|2018年9月9日
中3の模試があった今日は、菊の節句の日です。といっても聞いたことない人も多いでしょう。
3月3日の桃の節句はひな祭り、
5月5日の端午の節句はこどもの日ですし、
7月7日は七夕(しちせき=たなばた)なのでみんな知っています。
あ、あと1月7日も人日(じんじつ)の節句といいます。七草がゆを食べる日ですね。
これらと合わせて「五節句」と呼ぶそうです。
他の四つに比べると、今日の9月9日の重陽(ちょうよう)の節句のお祝いは、全国的にはほとんどみられませんが、ちゃんと祝っているところもあります。
九州の各地では秋に「くんち」というお祭りがあり、この菊の節句が起源だとされています。旧暦にあわせるように一か月遅れた10月9日くらいに開催されます。九州の方言で「9日」を「くんち」と発音しますが、それが名前の由来のようです(諸説あります)。
私の地元の長崎でも「長崎くんち」は有名です。会場となる神社で、町ごとにきまった出し物を演じます。江戸時代の鎖国中も海外との交易があった町らしく、清やオランダの影響が色濃く出たものが多いですね。かなり盛大なお祭りなので、神社の階段は見物人で埋まります。
出し物の中では龍踊り(じゃおどり)が代表的です。これです。観光案内とか土産物のパッケージによく使われるので、見たことがある人もいるかもしれません。
ということで、今日も節句の一つなんですよ、というお話でした。
彦根駅前校 川口
彦根駅前校|2018年9月9日
いよいよ中学3年生の模試ですね。
長浜バイオ大学までいってらっしゃい!
今の自分が持っている力を最大限に発揮して、これからどういう勉強をしていくのがベストなのかという答えを見つけてもらえればと思います。
彦根駅前校 川口